記憶と興味の相互作用を利用した記憶障害に対する訓練機器の開発
研究代表者 |
竹田 里江 札幌医科大学, 保健医療学部, 助教
|
研究期間 (年度) |
2009
|
概要 | 本研究では、認知症の中核症状である記憶障害を改善に導く訓練機器を開発する。従来の記憶訓練は、同一課題の繰り返しで楽しさや意欲の向上に繋がりにくく、継続に至らないことが多かった。本訓練機器は、個人の能力や興味という認知・情動面に合わせて課題を自由に作成でき、慣れや飽きを防げる利点を持つ。今回、本訓練機器を臨床で誰もが簡便に利用できる仕様に改良し、機器の有効性の検討を行うことで、実用化に結びつける。
|