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効率的H−D交換反応の開発と機能性重水素標識化合物の合成

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

佐治木 弘尚  岐阜薬科大学, 薬学部, 教授

研究期間 (年度) 2009
概要重水を重水素源とするPd/C触媒・加熱条件下における芳香族アルキル化合物や芳香環等の多重重水素標識法では、穏和な条件下、芳香族化合物への重水素導入が可能である。本反応は当初、分子内に芳香環を持つ基質にのみ適用可能であると考えられていたが、今回触媒を詳細に吟味することで、活性官能基を持たない脂肪族アルカンのすべての水素原子(C-Hが全てC-Dに変換する)並びに脂肪族アルコールのα位のみを選択的に重水素化できることを併せて見いだした。本研究ではこれらの反応を一般性ある重水素標識化法として確立するとともに、社会が必要とする重水素標識体の合成を鋭意検討する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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