薬用植物「甘草」における機能性フラボノイド成分生成手法の開発
研究代表者 |
高上馬 希重 北海道医療大学, 薬学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 薬用植物カンゾウ(Glycyrrhiza uralensis)は漢方薬「甘草」として利用される。抗炎症、肝機能改善作用などの医薬品原料であり、甘味料、健康食品にも用いられる。グリチルリチンなどのトリテルペノイド化合物を多数含んでいるほかに、抗菌、抗アレルギー活性などのフラボノイド化合物が含まれる。本課題では、培養細胞の増殖条件、フラボノイド、トリテルペノイド化合物の生成条件の検討などを行い、医薬品や健康食品生産などへの応用を目標とする。
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