研究代表者 |
平田 勝弘 大阪大学, 工学研究科 知能・機能創成工学専攻, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 現在、人間型ロボットの駆動源として、電動モータと機械式減速機のユニットが複数搭載されているが、機械的な接触に伴う摩擦のため、機械損失・振動・騒音・寿命などの問題がある。本研究では、永久磁石の磁力を用いて、非接触で動力伝達可能な新しい動作原理の磁気減速機の開発を目指して、磁気波動を利用した原理モデルを基に磁気構造の最適化を図ると共に、更なる高性能化のために、不思議遊星歯車とのハイブリッド化を検討する。解析シミュレーションによる最適設計、及び試作機による実験検証を行い、人間型ロボット上肢部駆動源としての実用化の可能性を見極める。
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