標識反応の収率・再現性と選択的集積性の高いがん治療用放射性標識ペプチドの開発
研究代表者 |
秋澤 宏行 北海道医療大学, 薬学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 最近、キレーターのDOTAを導入し、放射性金属の90Yとの錯形成により標識したペプチドが、がんの核医学治療薬剤として注目されている。しかし、この放射性ペプチドでは、90YとDOTAとの標識反応の収率・再現性が必ずしも高くないこと、また、正常な腎臓へも集積することが問題となる。そこで本研究では、これらの問題点を解消した90Y標識ペプチドを開発することを目的とする。
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