鼻腔原発性悪性黒色腫を標的とした内用放射療法の開発
研究代表者 |
鷲山 幸信 金沢大学, 医薬保健研究域, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 悪性黒色腫は皮膚や粘膜に存在し、転移を生じやすく、予後は他の癌に比べて不良であり、極めて悪性度が高い。特に副鼻腔原発性悪性黒色腫は、副鼻腔が解剖学的に複雑な形状であること、近傍に眼窩、頭蓋底、内頚動脈などの重要臓器が存在することから、これまで治療法は確立されていない。本課題では、特異的腫瘍集積性に優れた抗体免疫療法と殺細胞効果の高い放射線(α線)の、両方の特長を併せ持つ内用放射療法の開発を目指す。
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