食品が有する各種活性酸素消去能の簡便・迅速な完全自動測定法の開発と応用
研究代表者 |
大山 要 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 本研究者はこれまでに、有効成分が有する活性酸素消去能を種別に連続測定できる手法の開発を目指し、小型化と連続分析が可能なシーケンシャルインジェクション装置、化学発光検出器及び各種活性酸素 (O2-/H2O2/OH・/1O2/OCl-/NO) 発生系を組み合わせた自動測定法の開発に成功している。本研究では、長崎県産農産物・海産物を対象に本法を用いた活性酸素消去能の測定を行い、実測定における本法のプロトコールの完全構築を目指す。他品との差別化志向が強く大きな需要が見込める食品分野で本法を実用化し、活性酸素消去能測定の標準法としての地位の早期確立を図る。
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