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神経系遺伝子発現に影響を与えるII型ピレスロイドの修飾と脳機能改善効果

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

津田 正明  富山大学, 大学院医学薬学研究部, 教授

研究期間 (年度) 2009
概要長期記憶に遺伝子発現レベルの関与することはほぼ間違いない。アルツハイマー病やうつ病などでは、脳由来神経栄養因子(BDNF)の発現量が症状に対応して変化する。BDNFは記憶だけでなく高次神経機能変化に根幹的に関わるが、これにはBDNF以外の遺伝子発現も関わっている。申請者らは、II型ピレスロイド殺虫剤デルタメトリン(DM)がラット培養神経細胞でこれら一連の遺伝子群を効果的に誘導することを見出した。一方、DMは神経細胞生存効果を持つとともに神経幹細胞新生も促進する可能性が高い。このDMとその類似化合物が脳機能改善効果について、動物実験を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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