イオン液体を利用した製紙スラッジの糖化に関する研究開発
研究代表者 |
中河 三千代 愛媛県産業技術研究所, 紙産業技術センター, 研究員
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 製紙工程から排出される産業廃棄物である製紙スラッジは、焼却によるエネルギー回収や無機成分の機能材料化といったことが一部で行われているのみで、製紙スラッジに多く含まれているパルプ由来のセルロース分は焼却されている。本研究では、製紙スラッジ中のセルロースを資源として利用するために、製紙スラッジをイオン液体により処理し、セルロースを糖化する方法を検討することで、製紙スラッジを全量再資源化する技術を開発する。
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