ナマコ由来高硫酸化コンドロイチン硫酸の生理活性機能
研究代表者 |
保坂 善真 鳥取大学, 農学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 鳥取県近海でのナマコの水揚げ高は中国本土や香港での干しナマコの需要の高まりから、近年急増している。加工過程で生じるゆで汁中にはナマコ体内から溶け出したコンドロイチン硫酸(CS)が高濃度に含まれている。ナマコCSに化学構造が類似しているイカCSは骨分化促進・脂肪分化抑制活性などの陸棲動物由来のCSとは異なるユニークな機能を有する。本研究では、水産加工廃棄物の未利用資源としての積極的な活用をめざして、ナマコやそのゆで汁から効率的なCSの抽出方法を確立し、情報の少ないナマコCSが有するあらたな生理活性機能を明らかにし、ナマコCS有効活用の可能域を探索する。
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