核酸アプタマーを用いたD-アミノ酸の迅速・高感度分析技術の開発
研究代表者 |
高橋 祥司 長岡技術科学大学, 環境・建設系, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 遊離D-アミノ酸は、脳などにおいて重要な役割を担っており、統合失調症やアルツハイマー病などの疾患のマーカーとしての利用が期待されている。また、食品品質の指標になることも示された。本課題では、各種D-アミノ酸に特異的に結合する核酸アプタマーを開発し、それをリガンドとして固定化したD-アミノ酸センサーチップを作成し、表面プラズモン共鳴測定装置と組み合わせて用いることで、様々な試料中における各種遊離D-アミノ酸を迅速,簡便かつ高感度に測定できる技術の開発を目指す。
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