超低電圧駆動型コンパレータ・ノイズ発生材料の開発と生体機能型素子応用
研究代表者 |
神吉 輝夫 大阪大学, 産業科学研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 本研究では、生体の神経伝達機能に重要な役割を果たしている「確率共振」の原理を用いて、環境ノイズのエネルギーを利用し、情報を伝達する究極の低消費電力確率共振素子の実現を目指す。確率共振素子はコンパレータとノイズジェネレータから構成されるが、従来の半導体材料では達成が困難であった両素子の大幅な簡素化と小型化を可能にする巨大非線形特性を持つ酸化物材料を微細加工することにより、低電圧駆動・低消費電力化を試みる。
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