超高濃度変性剤に耐性を有するケラチン分解性プロテアーゼの開発
研究代表者 |
渡部 邦彦 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 代表研究者は、独自に単離した好熱菌の研究から、界面活性剤などのタンパク質変性剤に対し従来の事例をはるかに超える濃度耐性を有するケラチン分解性プロテアーゼを発見した。ケラチンは皮膚、爪、羽毛などに大量に含まれる。本酵素の応用研究として食品・薬品製造、洗剤、プロテオーム解析に用いる研究用試薬、さらにはプリオンなどのバイオハザード除去、ヒトゲノム抽出用酵素などに応用できる強力なツールとしての開発をめざす。
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