生体分解性マイクロニードルを用いたインスリンの次世代型経皮吸収製剤の開発
研究代表者 |
山本 昌 京都薬科大学, 薬学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 糖尿病治療薬インスリンは、現在、臨床上、注射で投与されるが、注射は患者に痛みを伴い、また様々な副作用を発現しやすいため、非侵襲的で安全なインスリンの投与形態が望まれている。本研究では、生体分解性素材を用いて微小な針構造を有するマイクロニードルを調製し、本マイクロニードル中にインスリンを一定量含有させ、これを皮膚に適用することにより、注射に代わる非侵襲的で安全なインスリンの次世代型経皮吸収製剤の開発ならびに糖尿病の治療を目指す。
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