表面薄膜における反射干渉の位相検出に基づく高感度非標識検出技術の開発
研究代表者 |
大槻 荘一 産業技術総合研究所, 健康工学研究センター, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 蛍光色素によって直接または間接に試料の標識化を行うことなく、血液中などに微量に含まれるタンパク質を測定するため、基板の表面に存在する薄膜の反射干渉によって生じる、2つの直交する偏光の位相差を検出することにより、基板表面に結合したタンパク質を高感度に計測する技術を開発する。表面に結合したタンパク質の量を、基板表面1 mm2あたり1 pg (10-12 g)以上の感度で検出することを目指す。
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