動揺データに基づく航行船舶の復原性判定システムの開発
研究代表者 |
寺田 大介 広島商船高等専門学校, 商船学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 航行船舶の転覆は重心上メタセンタ高さ(GM)が負になることによって生じる。これを防止するためには、船舶の動揺を計測し、そのデータの時系列解析を実施することによってGMを推定し、GMが変動しない針路・速力での操船を航海士が実施すれば良い。そのためには、研究代表者が開発した時系列解析による船舶の動揺パラメータの直接推定法を応用すれば良い。本課題では、実船実験などの実施により、動揺データに基づく復原性判定システムの開発の目途をつける。
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