薬物の血中濃度予測のためのトランスポーター遺伝子変異解析技術の開発
研究代表者 |
神山 直也 旭川医科大学, 医学部生理学講座神経機能分野, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | トランスポーターは細胞膜貫通型のタンパク質で、内因性物質や外来の薬物などを基質として細胞内外を結ぶ輸送経路として機能しており、近年ではトランスポーターの遺伝子変異と薬物治療における血中濃度の関連性が指摘されている。代表的な排出系トランスポーターでありカンプトテシン誘導体を基質とするBreast Cancer Resistance Protein(BCRP)に着目し、日本人集団を対象として変異のスクリーニングを迅速に行うために選抜した変異部位を判定する方法の開発を行う。
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