がん患者の予後判定のための DNAメチル化高感度定量測定技術開発
研究代表者 |
川上 和之 金沢大学, がん研究所, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | LINE-1はゲノム全体にわたってその由来配列が存在する転位因子であり、ヒトゲノムの約17%を占めることから、LINE-1 DNAのメチル化はゲノム全体のメチル化を知る有用なマーカーである。癌細胞では正常細胞に比較してゲノム全体のメチル化が低下し、癌の悪性度が高いほどLINE-1 DNAのメチル化は低下する。本研究では、癌患者の予後判定や個別化治療への臨床応用を目的として、LINE-1メチル化の高感度・高精度測定技術を開発する。
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