テネイシン−Cを分子標的とした難治性炎症性疾患治療薬の開発
研究代表者 |
深井 文雄 東京理科大学, 薬学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 炎症部位で高発現するテネイシン(TN)-Cの断片であるTNIIIA2が、炎症の主因の単球、T細胞の血管外浸潤と停滞を促進し、TNIIIA2中和抗体がこれらを抑制することをin vitro実験系により見いだした。本研究では、TNIIIA2中和抗体を抗炎症薬として利用することを前提として、その標的疾患を特定すると共に、in vivo実験に適用する抗マウスTNIIIA2抗体を調製する。
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