研究代表者 |
廣田 満 信州大学, 農学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 葛デンプンの製造に伴って、廃棄物として葛根繊維が大量に生じる。この葛根繊維から申請者はDPPHラジカル消去作用を指標に、強い活性を示す新規ラジカル消去物質を単離した。この化合物の構造、脂溶性に着目し、この化合物がラジカル消去活性に加え、カビや細菌に対する抗菌活性、炎症抑制活性を示す可能性が高いと考察した。本研究では化合物の生理活性についての基礎データを得て,機能性天然繊維としての利用につなげることを目的とする。
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