研究代表者 |
布目 寛幸 名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 近年、天然芝にくらべ維持管理がしやすいスポーツ用ロングパイル人工芝(毛足の長い人工芝に砂・ゴムチップ等を充填したもの)の普及がめざましい。しかしながら、現行の安全性評価基準には、人工芝がヒトに対してどのような負担を与えるのかという視点が欠如しており、一般に人工芝が天然芝に比べて、捻挫や骨折などスポーツに関連した傷害がより起こりやすいと考えられている。本研究は、バイオメカニクス的観点から天然芝がヒトの衝撃力を緩衝するしくみを詳細に明らかにし、それらの結果をもとにヒトにやさしい新世代スポーツ用人工芝の開発を目指す。
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