セレウス菌産生嘔吐毒素セレウリドのアプタマーによる新規検出方法の開発
研究代表者 |
東元 祐一郎 久留米大学, 医学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | セレウス菌は自然界に広く分布し、しばしば食品を汚染し嘔吐型または下痢型の食中毒を起こすが、嘔吐型の発症には嘔吐毒素、セレウリドが関与している。この毒素検出には現在バイオアッセイ法やLC-MS法が用いられているが、操作が煩雑で時間を要する。本研究は、分子標識能を有する一本鎖DNAの中からセレウリドを特異的に認識するDNA 断片(アプタマー)を試験管内進化法により選別し、セレウリドを迅速かつ簡便に検出する方法を開発するものである。
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