pH応答型ポリマーミセルを用いた低濃度内分泌撹乱化学物質の分離システム
研究代表者 |
迫原 修治 広島大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 環境中あるいは排水中の低濃度の内分泌撹乱化学物質の分離除去が大きな問題となっている。本研究では、単一ポリマーでミセルを形成し、しかもpHに応答してミセルの形成・崩壊が起こるポリマーに着目し、このミセルの疎水性ドメインを利用した低濃度内分泌化学物質の吸着分離システムの構築を目指す。具体的には、このポリマーを支持体にグラフトした分離材を作製し、pHスイングによるビスフェノールAの可逆的な取込み・放出システムの構築の可能性を明らかにする。
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