高級魚クエの水温および日長調整による成熟コントロール技術の開発
研究代表者 |
辻 将治 三重県水産研究所, 尾鷲水産研究室, 研究員
|
研究期間 (年度) |
2009
|
概要 | 暖海性魚のクエは低水温に対する耐性が低く海面養殖した場合、1年目の冬季にほとんど死亡してしまうが、ある程度成長した個体(全長20?、体重100g以上)は死亡しない。そこで、水温と日長の調節により任意の時期にクエ親魚を成熟させて採卵できる技術を開発することで、通常春季に行う種苗生産を秋~冬季に行うことができ、その後水温の高い夏~秋季に十分成長させることにより、冬季の死亡を回避し、クエ海面養殖の実用化が可能となる。
|