低酸素応答性転写因子を標的とする新規糖尿病性腎症治療法の開発
研究代表者 |
牧野 雄一 旭川医科大学, 医学部内科学講座病態代謝内科学分野, 講師
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 糖尿病性腎症は、人工透析導入の原疾患第一位に位置し、その克服は、臨床・社会医学的に重要な課題である。病理学的には腎糸球体メサンギウム細胞における細胞外基質産生の増加とメサンギウム領域の拡大を特徴とする。しかしながら、発症メカニズムは不明な点が多く、有効な予防、治療法も確立されていない。本研究開発では、糖尿病性腎症における低酸素応答性転写因子HIF-1の役割を明らかにし、新たな糖尿病性腎症治療法の開発を目指す。
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