液液界面全電解用フローセルを用いた血清中カルシウムイオンの高精度定量
研究代表者 |
糟野 潤 龍谷大学, 理工学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 血清中のCa2+ 濃度の変動幅は 2.1~2.6 mM と極めて狭く、電位が濃度の対数に比例するイオン選択性電極による定量は困難である。一方、近年、代表者が関与する研究グループで、多孔質テフロンチューブを利用したフロー系の液液界面クーロメトリー用セルを作製した。同セルを用いれば、Ca2+ や K+ のようなイオンを 99% 以上の効率と 0.1% 程度の精度でクーロメトリー定量が可能である。本研究では、FECRIT の医療検査への応用を目指して、血清中の他のイオンによる妨害を除去しながら、Ca2+ を正確かつ高精度に定量する方法を開発する。
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