難治疾患治療薬を指向したアポトーシス阻害剤の分子設計、合成、機能
研究代表者 |
新藤 充 九州大学, 先導物質化学研究所, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 異常亢進したアポトーシスの阻害は難治疾患治療薬として有望である。ボンクレキン酸(BKA)はミトコンドリア内膜タンパク質に結合することでアポトーシスを阻害するとされているが、量的供給の問題から機能の詳細は不明である。これまでの研究でBKAの十分量の合成を達成し、さらにいくつかの誘導体、類縁体の合成とアポトーシス阻害活性試験により重要な知見を得た。本研究では、より優れたアポトーシス阻害剤の合成及びその生物活性評価を行う。
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