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神経新生を促進する「バナジウム化合物」の前臨床試験とメカニズムの研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

福永 浩司  東北大学, 薬学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2009
概要万能細胞 (iPS 細胞)は神経変性疾患の再生医療への応用が期待されている。私達は末梢投与により神経幹細胞の分化と成熟を促進する低分子化合物としてバナジウム化合物 [VO(OPT)] を創製した。VO(OPT) はインスリン様作用を有して、血糖降下作用が確認されている。これまでの研究で臓器毒性が低く、脳梗塞モデル動物において神経新生を促進して、認知機能を改善することを明らかにした。本研究では VO(OPT) の末梢および中枢での薬物動態と神経新生のメカニズムを明らかにして、再生医療へ応用を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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