ハイラディアルフォース(高拡張力)Ti−Ni合金ステント
研究代表者 |
山内 清 東北大学, 工学研究科, 教育研究支援者
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 近年、「ステント療法」が盛んに行われている。その中でも超弾性を有するTi-Ni形状記憶合金を用いた自己拡張型は、注目されるステントのひとつであり、胆道のほか、下肢部等の抹消血管系でも適用症例が増加している。しかし、抹消系ではステントへより大きな歪がかかるため折損する場合があり、問題となっている。本研究では、Ti-Niコア材の大幅な強度向上によってステントを薄肉化し、ステントに作用する歪を緩和する手法により、ステントのラディアルフォースを落とさずに耐折損性の向上を図る。
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