網膜変性疾患治療用の薬物徐放性に優れた「強膜上移植型」インプラントの開発
研究代表者 |
永井 展裕 東北大学, 医学研究科 附属創生応用医学研究センター, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 加齢黄斑変性および網膜色素変性症は原因不明に網膜神経が変性する疾患であり確立された治療法はない。本研究は変性によって失われていく網膜細胞の生存を維持するために、神経栄養因子などを網膜内に安全に持続的に供給して網膜変性を抑制する網膜保護治療用デバイスの開発が目的である。標的部位への局所的薬物送達と患者への身体的・経済的負担の軽減を可能とする「眼外移植可能な経強膜ドラッグデリバリーシステム」の作製を目指す。
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