1. 前のページに戻る

初期変位付与型TMDを用いた建築構造の振動制御

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

吉中 進  大阪市立大学, 大学院工学研究科, 特任講師

研究期間 (年度) 2009
概要地震が多発する今日、高層建物や戸建て木造住宅などでは安価で簡易な制振技術が求められている。本課題は、通常のTMDが苦手とする過渡応答初期の制振効果を向上させるために、初期変位を付与したTMDを新たに提案し、その設計法を確立するための基礎的な検討を行うものである。具体的には、まず1自由度系の基本モデルを用いて衝撃力を対象外力とし、設計パラメーターや初期変位の大きさと制振効果の関係などの基本原理を解析的に検討し、設計式を提案する。次に提案した設計式を用いて衝撃的な地震力に対する制振効果を確認する。必要に応じて簡易な模型実験を行う予定である。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst