研究代表者 |
宮下 和夫 北海道大学, 大学院水産科学研究院, 教授
|
研究期間 (年度) |
2009
|
概要 | 海藻カロテノイド、フコキサンチンは、β3-ARの発現増大とPPARγの制御により、海藻中のEPAや18:4n-3などのω-3高度不飽和脂肪酸は、PPARγのリガンドとして、それぞれ抗肥満の中心因子であるUCP1の発現を増大させる。いずれも分子機構が解明された数少ない抗肥満成分であり、かつ、相乗的な抗肥満作用が期待できる。そこで、本課題では、UCP1を共通の抗肥満の鍵分子としているこれら成分間の相乗効果を利用することで、科学的基盤に基づいた抗肥満素材を開発する。
|