コーヒー粕から医薬・化成品原料となる有用物質製造技術の開発
研究代表者 |
足立 収生 山口大学, 農学部, 名誉教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | コーヒー粕は我が国でも大量に廃棄されている用途のない食品産業廃棄物で、実業的な付加価値を伴う処理技術開発が求められている。微生物触媒として「コーヒー粕麹」を開発して、コーヒー粕中に特徴的に高濃度に含まれる未利用有用物質を取り出す技術開発を行う。タミフル増産の隘路となっているシキミ酸の高速・高効率製造法にも繋がる、医薬・化成品原料として多用途なシキミ酸代謝経路中間体の製造を標的に研究を展開する。
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