質量分析計による食道がんに対する抗がん剤治療効果予測因子の同定
研究代表者 |
奥野 達哉 神戸大学, 医学部付属病院, 特命助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | これまでの食道がん患者の治療効果予測に関する研究は、遺伝子型によるものがほとんどである。生命の設計図は遺伝子から構成されているものの、表現形は遺伝的要因だけではなく、環境的要因にも影響され出現してきており、実際には多くのタンパク質や代謝産物がその生命活動を担っている。そこで代表研究者らは、実際の表現形である代謝産物を検討する必要があると考え、生体内の代謝産物を網羅的に解析できるメタボローム解析に注目し、質量分析計を用いたメタボローム解析による食道がん治療効果予測因子の同定を目的として研究を実施する。
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