研究代表者 |
塩谷 茂明 神戸大学, 海事科学研究科, 教授
|
研究期間 (年度) |
2009
|
概要 | 海産魚の種苗生産では仔魚飼育水槽内にエアレーションを行うが、気泡により生じた水槽内の流れが仔魚の生残率と深く関連することを明らかにした。通気量と通気方法、仔魚飼育水槽の形状の影響調査を実験及び数値シミュレーションを行い、流れと仔魚生残率との因果関係を流体力学的観点から捉え、仔魚に優しい種苗生産用の飼育水槽の設計と開発を行う。これにより、仔魚の大量斃死を減少させる種苗量産技術の高度化を図り、種苗生産技術を世界で先導することを目的とする。
|