整合性制御により高強度・高延性化した新規アルミニウム材料の応用展開
研究代表者 |
松田 健二 富山大学, 大学院理工学研究部, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 独自に開発した合金中のナノ金属間化合物の格子定数を変化させて材料を強化する整合性制御法は、既存のアルミニウム合金の20-30%の強度アップと2倍の延性改善が可能である。この手法を実用合金として実操業ベースでの使用を想定した鋳造・押出・熱処理工程に関する応用研究を実施して、性能を評価することで、強度や延性に優れ、しかも時効硬化速度が速く、建築分野のほか自動車などの輸送機関での使用にも適した6000系アルミニウム合金の提供を目指す。
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