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遺伝性・炎症性角化症に対するカンナビノイド作動薬による治療の確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

高橋 健造  京都大学, 医学研究科, 講師

研究期間 (年度) 2009
概要ダリエー病や尋常性乾癬などの角化症に対してのカンナビノイド作動薬をもとにした外用剤の開発が目的である。ダリエー病は思春期以降に発症する極めて難治な皮膚疾患であり、ATP2A2遺伝子の変異により小胞体カルシウムポンプの蛋白量が低下し、正常な角化プロセスより逸脱し特有の皮膚症を発病する。 この発症機序より残存するATP2A2対立遺伝子の発現を亢進させることが治療になりうるとともに、表皮角化細胞のカルシウム濃度を安定化をもたらし、広く炎症性角化症に対する治療薬になりうると考えた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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