周期構造と光化学反応の重畳効果を利用した生体機能膜の開発
研究代表者 |
上田 正人 関西大学, 化学生命工学部, 専任講師
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | Ti表面に周期構造を有するTiO2、CaTiO3を低温合成し、擬似体液中で光を照射することにより骨の主成分であるハイドロキシアパタイト(HAp)の形成を制御する。表面のナノ構造、周期性を制御することで表面積、ぬれ性を制御すると同時に、光の吸収波長・効率をも変化させる。光照射によりHAp膜形成の促進ならびに形態、結晶性、組成の精緻制御を達成し、生体硬組織を模倣した表面を有する硬組織代替材料を開発する。
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