研究代表者 |
鈴木 孝幸 東北大学, 加齢医学研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | がんは2010年には心臓疾患を抜いて世界第1位の死亡原因になると世界保険機関が報告している日本における3大疾病の1つである。その病気の進行は非常にゆっくりとしており、良性腫瘍から悪性腫瘍になるのには数年かかる。本研究ではこれまで診断が不可能だった機能的に悪性腫瘍になる前段階の腫瘍の状態を、新たに開発する“超高感度血管新生因子検出法”を用いて機能的に評価する方法を開発することを目的とする。本評価法により、従来までの組織学や腫瘍マーカーといった静的な評価法以外に実際に今病理組織が機能的にどれくらい悪性度が高い腫瘍なのかを動的に定量的に評価できる。
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