研究代表者 |
梅山 有和 京都大学, 工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | カーボンナノチューブ(CNT)側壁上にフラーレンが配列した複合ナノカーボン材料(C60onCNT)を、有機薄膜太陽電池活性層のn型半導体材料として活用する。具体的には、ポリチオフェンなどの共役系高分子とC60onCNTの複合材料を創出し、電極上に薄膜化して太陽電池の光活性層に用いる。CNTを足場として一次元に電子ドナーとアクセプターが配列された複合体では、効率の良い光誘起電荷分離と、生じた電荷の電極への速やかな輸送が実現でき、光電変換効率の大幅な向上が期待される。
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