研究代表者 |
永長 久寛 九州大学, 総合理工学研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 本研究ではウィルスによるエアロゾル感染を防止するための空気清浄化技術の開発を行う。インフルエンザウィルスなどのバイオエアロゾルは、人体の健康を阻害するリスクを高めるため、室内環境からこれらの物質を速やかに排除する技術の開発が求められている。本研究では、光照射、オゾンの存在下で反応性の高い活性酸素種を生成し、室温付近の温和な条件でウィルスを酸化分解除去する低温作動型触媒技術の確立を目的としている。酸化チタンを基盤材料とした光酸化機能にオゾン酸化機能を付与した二元機能型触媒リアクタを開発し、室内環境保全と健康リスクの低減に資する。
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