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着床促進因子を添加したブタ凍結精液用完全合成融解液の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

島田 昌之  広島大学, 大学院生物圏科学研究科, 准教授

研究期間 (年度) 2009
概要養豚業において、母豚の産子数向上や空胎期間の縮小は生産性向上に重要である。このため、凍結精液による人工授精の導入が要望されているが、融解後の精子機能性低下による低受胎率が課題となっている。我々は、精漿が凍結精液の融解時に生じる受精障害の発生を抑制し、人工授精後の胚の着床を促進することを解明した。しかし、精漿成分は個体や季節による影響が大きく、安定的に人工授精に用いることができないだけでなく、病原体混入の危険性もある。そこで本研究では、精子の受精能および胚の着床促進能を保持した生体成分非混入な完全合成融解液を開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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