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新規希土類量子材料の低温熱光変換能の探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

田中 清明  名古屋工業大学, 工学部, 教授

研究期間 (年度) 2009
概要特定の希土類錯体で4f準位に空席を残したまま、200°C以下で5d軌道が電子により満たされる反転分布を発見した。これは5d-4f遷移により数eVの紫外光が得られることを示し、地球に充満し未利用のまま放置されている200°C以下の低級廃熱が、太陽光発電の夜間光源、水の電気分解等へ有効利用できる光となる可能性を示している。希土類化合物で発現した不安定な5d軌道に電子が遷移し留まる理由を究明し、希土類錯体の低温熱―光変換の機能発現の解明と効率的な機能発現をする物質の条件を探索・明確にし、産業利用へと展開する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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