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部分的純スピン流注入によるナノ磁石の新規な磁区構造制御技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

木村 崇  九州大学, 稲盛フロンティア研究センター, 特任教授

研究期間 (年度) 2009
概要強磁性体をナノスケールで加工したナノ磁石においては、形状を反映した特異な磁区構造を安定化させることができる。ナノ磁石に安定化する磁区構造には、エネルギー極小値に対応して様々な磁区構造が存在することが知られているが、従来の外部磁界による磁区構造制御法では、試料全体に磁界が加わるため、限られた磁区構造のみが形成されていた。本研究では、研究代表者が有する強磁性体への部分的な純スピン流注入技術により、一部の磁性体領域にトルクを作用させ、従来の磁化制御法では不可能な磁区構造を実現するとともに、新規記録素子としての可能性を追求する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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