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バイオフィルムを用いた海洋生物の付着防止技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

早瀬 伸樹  新居浜工業高等専門学校, 生物応用化学科, 教授

研究期間 (年度) 2009
概要海洋に設置されている漁網、船舶の船底及び海水使用設備等には、フジツボや藻類等の海洋生物が多量に付着し様々な障害を及ぼすことが知られている。この海洋生物の付着防止剤としてこれまでは主として有機スズ化合物が使用されてきた。しかし、有機スズ化合物による海洋汚染が問題となり、低毒性の防汚剤の開発や生物が付着し難い材料の開発が望まれている。これまで、微生物が形成するバイオフィルムがフジツボや藻類等の大型海洋生物の付着を防止することに着目し、このバイオフィルムの機能解明、それを応用した有機スズ化合物に代わる新規な安全性の高い海洋生物付着防止技術の開発を目指してきた。本研究では、これまでの知見を基に、海洋生物の付着を阻害するバイオフィルムを形成する微生物を塗料に固定し、防汚活性を有する安全な塗膜技術を開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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