キラル薬物センシングにおける鏡像体識別能の新規増幅技術の創出
研究代表者 |
廣瀬 敬治 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 光学異性のある医薬品、特にエタノールアミンやカテコールアミン誘導体等は中枢神経系に対する重要な生理活性物質である。これらの光学純度検定は社会的な必要性も大きい。本研究では、これら要請に応えられる革新的な鏡像体識別の新規増幅技術を創出することを目的とする。実施内容は、センサ原理の創出、分子設計と合成、および評価である。特に技術的な理由から実現が困難とされている水中での鏡像体識別を実現し、本方法の有用性を実証する。
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