判定基準国際規格化に向けた簡便で高精度な潤滑油用劣化診断装置の試作
研究代表者 |
本田 知己 福井大学, 工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 潤滑油は発電所などの回転機器に欠くべからざるもので、劣化管理が定期的に行われている。しかし、従来の測定方法は測定者の経験に依存するため、容易で確実な劣化診断法が業界共通の課題として切望されてきた。本研究では、申請者が開発したメンブランフィルタろ過残渣色相法に、特定波長による、潤滑油の透過率や反射率による劣化度の判定基準を加えることで高度化し、更には判定基準の国際規格化を目指した、潤滑油劣化度判定測定装置の試作を目的とする。
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