安心・安全な社会構築のためのTRIP鋼を利用した高性能衝撃吸収部材の開発
研究代表者 |
岩本 剛 広島大学, 工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 輸送機器の安全性向上の観点から、衝突時、ある部材にのみに衝撃を吸収させるという衝撃吸収部材が主にドア部等に用いられている。一般に衝撃エネルギー吸収(IEA)特性向上と軽量化を両立させることは大変難しく、設計する部材の構造が複雑となるため、加工し難く、大量生産が実現しても高価になる。本試験では、部材の構造を簡単化し、軽量化を図る代わりに、高IEA特性を持つTRIP鋼を用いて、低加工コストで構造・材料の両者で高IEA特性を保証可能な軽量部材を開発する。
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