生理活性リゾリン脂質に富む抗潰瘍性サプリメントの開発
研究代表者 |
徳村 彰 徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 消化管潰瘍患者数は国内で年間120万人に達する。近年、脚光を浴びているリゾリン脂質メディエーターファミリーの代表格リゾホスファチジン酸 (LPA)は強力な創傷治癒作用を示すので、LPAを豊富に含有する食品素材は胃粘膜保護に有効であろう。本応募課題では,この可能性を動物モデルで検証し、胃潰瘍の予防や治療に有効なLPA含有天然素材を食品や漢方薬サプリメントとして開発することを目的に研究を展開する。それと共に、この観点からLPAを産生する食原性酵素の有効利用を図る。
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