セルラーゼ阻害剤及び抗菌活性に基づく抗シロアリ木材の開発
研究代表者 |
橋本 勝 弘前大学, 農学生命科学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 木造中心の日本家屋ではシロアリの被害は深刻で、発生が不快であるばかりでなく、時に家屋倒壊をもたらすことも少なくない。シロアリに耐性、あるいはシロアリの忌避する木材の開発は、その駆除にかかる費用を大きく軽減させることができる。シロアリは共生微生物を利用してセルロースをグルコースに変換してエネルギーとしていることに注目し、セルラーゼ阻害活性、抗菌活性の両面から有効物質の探索を行い、さらに木質に安定に浸潤させることで抗シロアリ木材の開発を行う。
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